こんにちは、トーコです。
熱帯魚の飼育を始めてから引越しをすることになったら・・・
どうやって水槽の魚を移動させるか考えたことはありますか?
今日は私の実体験をもとに熱帯魚の引越しについて紹介します。
- 熱帯魚(ベタ)の引越し
- 引越し業者では熱帯魚NGなことがほとんど
- 実際に行った熱帯魚(ベタ)の引っ越し
- 引越し当日の具体的な手順
- 自分で輸送する場合に気をつけるポイント
- 引越し完了後は健康管理にも注意
- 熱帯魚(ベタ)の引越し方法【まとめ】
熱帯魚(ベタ)の引越し
人間だけ、あるいは犬や猫のペットを連れた引越しならどんな感じになるのか…なんとなく想像がつきますよね。
車とか電車とかにゃ?
そうそう!公共の交通機関も既定のバッグに入れればペットと一緒に移動ができるよね
※詳しくは各HPなどでご確認ください※
しかし、熱帯魚など水生生物の場合はどうでしょう。
特にベタを含む魚類の場合、水中に入れたまま移動することが絶対条件になります。
引越し業者では熱帯魚NGなことがほとんど
基本的に、熱帯魚及び水生生物の輸送は引越し業者では引き受けてもらえないことがほとんどです。
水槽をそのまま移動させることは物理的に難しく、専門の業者も少数ながらあるにはありますが100%元気な状態で輸送できるとは限りません。
どんなに細心の注意を払っていても、生き物に関することなので「絶対大丈夫」とは言い切れないからです。
結局のところ、自分で輸送する以外の方法はないと思っていいと思います。
ではどんな手順で引越しさせればよいのか?
次は、私が実際に行った熱帯魚(ベタ)の引越しを紹介したいと思います。
実際に行った熱帯魚(ベタ)の引っ越し
まずは引越し当時の状況と、具体的な手順を記載していきます。
引越し当時の状況
引越しを行った当時の状況は以下の通りです。
- 引越し時期:11月上旬
- 移動方法と所要時間:車(10分)、電車(20分)
- 飼っていた熱帯魚:ベタ×2
引越し当日までにしておくこと
- ベタの断食
- 新居での水槽立上げ
- 引越しに必要なアイテムの調達
移動中フンなどで水が汚れるのを防ぐためにも引っ越しの前日には餌やりを見合わせます。
何日も餌を与えないのは逆に心配なので私は引っ越し前日からにしました。
また魚体への負担を軽くするためにも移動時間含め引越し作業は短時間で行う必要があります。
もともと使用していた水槽をそのまま新居でも使う場合、リセットと立ち上げを同日に行うことになってしまい少々時間がかかってしまいます。
この時間をカットするためにも、あらかじめ別の水槽を用意し新居での立上げを済ませておくのがおすすめです。
先に水槽の立上げを済ませておけば、新居に到着後すぐに水合わせを始められます
必要なアイテムも当日までに準備しておきましょう。
当日までに準備しておくもの
- 保冷バック
- 移動時にベタを入れる丸底袋
- カイロ、新聞紙(必要に応じて)
保冷バックは100均のものでもOK。
丸底袋は数枚であればアクアショップで貰えることもありますが、そう高いものではないので買っておいてもいいですね。
その他、新居の水槽周りで気になる点がないように当日のシュミレーションもしてみてくださいね。
引越し当日の具体的な手順
以下の手順は全て同日に行う内容です。
ただし、人間と家具類の引越しは後日に設定し、先に魚だけ引越しを済ませる形になっています。
- 自宅の水槽から丸底袋へ魚を移す
- 丸底袋を保冷バックへ入れる(必要に応じ新聞紙、カイロも同梱)
引越し先へ移動
(到着後)予め用意しておいた水槽で水合わせ
- 引越し完了
手順はなるべく素早く!スピーディに!
丸底袋へ魚を移すときは水槽の水ごと入れるとpHショック予防になります。
自分で輸送する場合に気をつけるポイント
振動を抑える
魚の引越しで気を付けるポイント1つめは「輸送時の振動」です。
多くの魚は騒音や振動が苦手で、これはベタも例外ではありません。
長時間、あるいは日常的に騒音や振動のある環境下におかれると、魚にとっては大きなストレスになってしまいます。
ですが引越しの際は徒歩にしろ車にしろ、振動を完全になくすことは不可能。 できることと言えば以下のような申し訳程度のことしかありませんが、念のため意識してみてくださいね。
- 床・座席に魚の入った袋を直接置かない
- 荷物や自分の体が当たらないように注意する
輸送時間を可能な限り短くする
2つめに大事なポイントが「輸送時間の短縮」です。
かかる時間が長ければ長いほど水温の変化、水質の悪化が懸念されるからです。
アクアショップから新しく魚を迎える際にも言えることですが、移動時間は可能な限り短く済ませるに越したことはありません。
引越し中は寄り道せず、まずは作業を終わらせることに専念しましょう。
引越し完了後は健康管理にも注意
引越し後しばらくは、いつもより念入りに健康管理をすることも大切です。
引越しにより何かしら環境に変化が生まれているはずなので、それがポジティブな変化なら良いですが残念ながらそうとは限りません。
引越し直後は問題なくても、徐々に便秘がちになったり食欲がなくなったり・・・見た目にはそれほど変化がなくても注意して見てあげましょう。
重篤な変化でなければ塩浴+加温で様子をみても(b'ω')b
熱帯魚(ベタ)の引越し方法【まとめ】
以上が私が実際に行ったベタの引越しです。
引越し当日、一時的な色抜けはありましたがその後無事に回復してくれたので良かったと思います。
私の場合電車と車(タクシー)を乗り継いでの引越しだったのでやむを得ず先にベタだけ引越しさせる形にしましたが、自家用車やレンタカーを使う場合でも人間と魚の引越しは別日に設定したほうがいいかもしれません。
同日となるとやはりバタバタすると思うので・・・
特に水温の変化が激しくなりやすい夏・冬の引越しはきちんと計画を立てて行いましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
トーコでした♪