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ベタの体の色が抜ける(薄くなる)理由は?色抜けの原因を紹介

こんにちは、トーコです。

今日はベタの色抜けについて。

色抜けをまだ体験したことがない飼い主さんや、これからベタを飼おうと思っている方には「なんじゃそりゃ」と思われるかもしれません。

まずは「色抜けとは?」というところから書いていきたいと思います。

ベタの色抜け

色抜けとは、文字通りベタの体色が抜けたようになっている状態をさします。

ベタが色抜けした時の実際の写真がコチラ↓。

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(トーコが管理していた別ブログに掲載していたのでブログ名が入っていますが気にしないでください笑)

 

本来の体色はこんな感じ↓

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これが同じベタさんにゃ!?

そう!まるで別の魚みたいだけど、正真正銘同じベタさんです!

色抜けしている状態をみてみると、体色が白っぽくなり、本来のカラーが抜けてしまっているのが分かりますよね。この状態が色抜けです

ベタは飼育しているうちに体色が変わっていく個体も多くいますが、その場合は色抜けとは呼びません。

体色の変化は特に珍しいことでもなく、色抜けと比べ以下のような特徴があります。

  1. 元々一部分に入っていた色が広がる(※)
  2. 最低でも数週間、または数か月単位の長いスパンで色が変わっていく

(※)例えば購入時は赤9:白1の割合だった体色が時間の経過とともに割合が逆転したり、まったく別の色が出てくることも。

 

この2つにあてはまる場合は色抜けとは違うため、特に心配ありません。人間で例えるなら成長とともに身長が伸びたり、声変わりするのと同じようなものです。

色抜けの場合は上の写真のように体が白(灰色)っぽくなるので、ひとめでそれと分かるはずです。

 

色抜けの原因

では、どういった原因で色抜けが起こるのでしょうか。理由として有名なものは以下の通りです。

  1. 水質悪化、低水温などで負荷がかかっている
  2. 水流や混泳によるストレス

 

水質悪化、低水温などで負荷がかかっている

ベタのフンや食べ残した餌をそのままにしておくと水質の悪化につながり、ストレスから色抜けを起こす場合があります。

目に見える汚れは都度スポイトなどで取り除くか、フィルターを利用して水質悪化の予防に努めることが色抜け対策にもつながります

 

また、ベタは熱帯魚なので飼育にはヒーターが必須。

24度~28度くらいが飼育に適した水温で、これを下回った場合にも色抜けを起こしてしまいます。

また、水温が下がりすぎると色抜けだけでなく、ベタのヒレが溶けたり命に関わることもあるので注意が必要です。ヒーターは可能な限り1年中稼働させておきましょう。

ちなみに水温の上限は32、3度くらいと言われていますが個体差があるので30度程度と思っておくといいかも

 

水流や混泳によるストレス

ベタは強い水流が苦手です。

特にハーフムーンなどのヒレが大きく長い個体は泳ぎをあまり得意としないため、強い水流があると疲れてしまいます。(※ヒレの短い種類でも基本的に水流が苦手な魚なので注意)

さらに縄張り意識の強い魚でもあるため、ストレス対策として混泳は避けるのがベターです。

 

その他の原因

実は上記で説明した以外にも、ベタが色抜けをする時があります。

それは・・・

 

 

寝起きの時です

ちなみにこれは私の実体験。

おそらく結構珍しいパターンです。

以前私が飼っていた個体(色抜けの紹介で写真を載せたベタ)がそうでした(;´∀`)

当時は1Kの部屋でベタを飼っていたのですが、いつも同じ時間に帰宅(部屋の明かりを点灯)→同じ時間に就寝(消灯)していたらその生活リズムが定着したようで、

ある日帰宅が遅れ、いつもなら寝ている時間に帰宅→部屋の電気をつけたところ水槽内でベタが色抜けしてしまいました。

 

水槽の照明をつけても微動だにせず、エサにも興味を示さない状態だったので具合が悪いのだと思いかなり焦ったのですが10分ほど経ってもう1度様子を見たら色抜けは治り、食欲も戻ったようでした(元気にエサくれダンスを披露してくれました笑)

 

そんなことってあるにゃ?

その後何匹かベタを飼ったけど、今のところこの個体以外は寝起き?で色抜けした子はいなかったから結構珍しいことなのかも!

 

そのような場合もある・・・ということで、参考になれば幸いです(なるかな)。ちなみにこの個体はフレアリングのために鏡を見せた時にも色抜けするような繊細な子でした。

 

ベタ 色抜けの原因【まとめ】

ベタが色抜けを起こす原因として有名なものを紹介しましたが、基本的には水質の管理や混泳を避ける等、ベタの習性(生態)にあった飼育環境ではあまり見かけることはありません。

しかし個体によって神経質だったり、おおらかな子だったり、個々の性格があるため、この記事で紹介したものが必ずしもあてはまるとは言えない・・・というのが私の考えです。

飼い主として出来ることは、なるべくストレスを与えない環境づくり、これに尽きるのかもしれませんね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 トーコでした♪