こんにちは、トーコです。
ベタ飼育において、避けて通れない「水替え」。
この記事ではベタ水槽の水替え方法をおさらいしていきたいと思います。
本記事で紹介してる方法は私が普段行っている内容ですが、こちらの方法で万が一不調が生じても責任はとれませんので参考程度にご覧ください
水槽内の1/3~1/2程度の水を捨てる
まずは水槽内の水を半分~1/3捨てます。
水質の急激な変化などベタにとってダメージとなる可能性があるため、1度の水替えでかえる水量は多くても半分までとします。
捨てた水と同量の水を用意する
次に捨てた水と同程度の水を新しく用意します。
そのまま投入はせず、以下の順番で水温等を調整していきます。
水温は水槽内と±3度以内に
まず、新しく用意する水の温度は水槽内と±3度以内になるように調整します。
指先の感覚で大体の温度を合わせる方もいますが、慣れていないと難しいので私は必ず温度計を使っています。
完全に同じ水温にするのが理想的ですが時間がかかってしまうので、最低でも±3度程度に調整できればOKとしています。
カルキ抜きをする
水替えをするうえで、絶対に忘れてはいけないのがカルキ抜き。
水道水に含まれるカルキ(塩素)は人間には無害ですが、魚にとっては有害です。
お住いの地域によってこのカルキの濃度に若干違いはあるものの、必ず除去するようにしましょう。
専用のカルキ抜きを使えば数秒で終わってしまうのでとっても簡単♪
ちなみに
水道水を汲み置きしておく方法は、特に夏場だと水が劣化するスピードも速いので避けています。
夏以外でも汲み置きした水は放置しっぱなしだとどんどん劣化してしまうので定期的に入れ替えが必要です。
必要に応じてコンディショナー等を投入
水温調整とカルキ抜きが終わったら必要に応じコンディショナーも入れています。
絶対に使うべき!とは言いませんが、私の体感として使った方がベタが元気で調子を落としにくくなるので、なるべく入れるようにしています。
実際にコンディショナーを入れることでどんな変化があったかというと・・・
- 普段泡巣をつくらない個体がてんこ盛りの泡巣を作る
- フレアリングの勢い(元気?)が増した
など。
ポジティブな変化が目に見えるのは飼い主としても嬉しいですよね。
また、コンディショナーと一緒にごく少量の塩を入れることもあります。
以前アクアショップで教わったのですが、こちらは本当におまじないくらいのつもりでやっているのでがっつり塩浴している時と同じような効果はないと思った方がいいです。
新しく用意した水を水槽に入れる
ここまでの工程を全て終えたら水を水槽に入れます。
ベタの場合、小型水槽で飼っていることが多いと思うので一気にドバっと入れず、少しずつ入れていくのもポイント。
水流がベタを直撃しないように出来るだけベタから離れたところへ入れていきます。
水替えしたら元気がなくなった・・・原因は?
ごくたまに水替え後、色抜けしたり異常な泳ぎ方をしたり、明らかにベタの様子がおかしくなることがありましたが、その際に考えられる理由は以下のようなものがあります。
- 急激な水温の変化に驚いている
- pHショックを起こしている
実はこれ、どちらもベタにとって致命的なダメージになりかねません
そのまま☆になってしまうケースもあるので、こうなってしまったら飼い主に出来ることはかなり限られてきます。
私が以前飼っていたベタも水替え後に色抜けして元気がなくなったことがあり、その際には水槽内の水をブラックウォーターにしたところ調子が戻りましたが、おそらくたまたま運が良かっただけ。
他に病気などもしていなかったのもあり2~3時間ほどで元気になりましたが、仮に体力が落ちている状態だったらそうはいかなかったと思います。
その時はコンディショナーではなく、ヤシャブシの実を使って少しずつブラックウォーターにしていったので、もしかしたらそれがプラスに作用したのかも・・・? 断定はできませんが可能性はあるかもしれません。
ランニングコストを考えればコンディショナーの方が安いですが、こちらもストックしておいて損はありません。
ベタ水槽の水替え【まとめ】
この記事では私が普段行っている水替えの手順を紹介しました。
ベタにとっての水は人間でいうところの空気。
常にきれいな状態を保っておきたいところですが、その為にもなるべくベタに負担の少ない形で水替えすることが大切です。
コンディショナー(あるいはヤシャブシの実)も買っておいて損はないので、普段使わない方もぜひ検討してみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます
トーコでした♪