パッと思い浮かぶのが2つあるので、それぞれ書こうと思います。
祖父の夢
まず1つ目は祖父の夢。
場所は実家の仏間。
仏壇近くの庭へ続く窓は開け放たれ、天気がいいのか仏間には明るい陽光が差していました。
仏壇の前には棺桶が置いてあり、色とりどりの花に埋め尽くされるように祖父が納棺されていて、私はそれを傍らから見下ろす形で立っています。
私の目線から祖父の顔までは1mもありません。
背丈から考えるに、夢の中の私はまだ子供のようでした。
不意に花の中に埋もれていた祖父の手が持ち上がったかと思うと、私の名前を呼びながらその手がこちらへ伸びてきました。
それを私は身じろぎひとつせず黙って見ていました。
…で、いつもここで目が覚めます。笑
現実には祖父は私が物心つく前に亡くなっているので、祖父のことは遺影の写真しか知りません。
文字にするとちょっと不気味な印象ですが、夢から目が覚めた時に「怖い」と感じたことはないんですよね。ナゼか。
子どもの頃から何度も見た夢なのでよく覚えています。ただ徐々に見る頻度が落ちていて、最後に見たのはもう10年近く前のことです。
飛行機が落ちてくる夢
2つ目は飛行機が落ちてくる夢。
私は空を見上げていて、たぶん時間帯は夜なのかな?
空から巨大な機体が自分の上に今まさに落ちてきているという瞬間。
それがなぜかスローモーションのように見えていて、ゆっくりゆっくり自分に向かって迫ってきている…という夢です。
迫りくる機体には地上からオレンジ色の照明のような光が当たっていて、機体の背後の暗い空とのコントラストが印象に残っています。
視界の端には蟻のようなサイズの乗客が空中に投げ出されていました。
もう走って逃げても間に合わない、このまま押し潰されて死ぬことが確定している中、一歩も動けず絶望した気持ちで落ちてくる機体を見つめ…
ぐしゃっとなる前に目が覚めるのがいつものパターンでした。
ちなみにこの夢は祖父の夢を見るようになるもっと前から見ていて、初めてこの夢を見たのはおそらく私が5~6歳の頃だったと思います。もうちょっと前かな
当時実家でこの夢を見ると怖くて怖くて大号泣していたのですが、上手く説明できなくてそばに居た母や祖母がすごく困惑していたのを覚えています。
なんだったんだろ~(*'ω'*)
飛行機の夢も子どもの頃によく見ていましたが、こちらも最近はめっきり見なくなりました。というか最後に見たのは高校生くらい?かもしれません。ざっと10年以上前になります。
どうせ見るなら楽しい夢の方がよかったな。
トーコでした。