こんにちは、トーコです。
突然ですが、あなたはお酒が強いほうですか?
胸を張って「YES」と答えた方・・・正直うらやましいです
お酒が飲めるかどうかは体質や遺伝もありますし、飲めないからと言って日常生活に支障をきたすことはほとんどないと思います。
が、お酒が飲めることで得をすることがあるのも事実。
特に仕事関係のお酒の席では「飲みにケーション」という言葉があることからも、それがうかがえると思います。
「飲みにケーションなんて今どきもう死語じゃない?」と思う人も居るかもしれませんが(というか少し前まで私がそう思っていました)、本当にそうなのか・・・
今日はお酒が飲めること・飲みにケーションについてちょっと考えてみました。
飲みにケーションとは
まずはじめに、この言葉を知らない方のために意味をご紹介します。
【飲みにケーションとは】 飲みニケーション(のみニケーション)とは、社会で行われている人間同士でのコミュニケーションの形式の一つ。(酒を)飲むとコミュニケーションの合成語である。 主に会社員や大学生などといった大人となった人間同士での間において行われている事柄である。会社や大学などといった場において集っている人間が互いに距離を置いていたり、打ち解けることができていない場合には、共に居酒屋や飲み屋などといった場に出向き酒を飲むことで、酔った勢いで互いが馴れ合ったり親密な会話ができるようになるということを目的として行われている。 引用元:Wikipedia
お酒を「飲む」と人同士の「コミュニケーション」を合わせた言葉で、要するにお酒の力を借りて普段言えないことを話したりして親睦を深めることを指しています。
言葉自体は70~80年代くらいにできたそうです
"若者の酒離れ"で消滅するかと思ったけど・・・
今はパワハラ・アルハラ(アルコールハラスメント)なんて言葉もあるのに加え、若者の酒離れなんて表現もよく耳にしますよね。
私自身お酒があまり得意じゃないこともあって、「もう飲みにケーションなんて古いんじゃ?」と思っていましたが、アラサーになった現在、実際のところはそうじゃない気もしています。
やっぱり、ある程度年齢を重ねた上司にはお酒好きな人も多いし(もちろんそうじゃない人もいますが)、上司にすすめられたお酒を「お酒苦手なので・・・(遠慮します)」「飲めないです」なんて言いにくいですもんね。
中高年よりも若い世代のほうが飲みにケーションを重視しているというデータも
意外なことに、あるアンケート結果では4、50代に比べ20代のほうが飲みにケーションを重要視しているというデータもあります。
参考:飲みニケーション”を20代の過半数が「役立つ」と回答…意外な結果のワケ
「酒離れ」と言われる若い世代ほどお酒の席での交流を大事にしているというのはちょっと驚き・・・
でも確かに、上司に限らず同僚や部下と飲みに行って交流を深めるのも、仕事を円滑にするうえでは大事なので納得と言えば納得です。
特に若い世代であれば、上司や企業の社風に早く馴染みたいと思うのもわかるし、言ってしまえば普段の業務の中でコツコツ関係を積み重ねるより手っ取り早いのが飲みにケーションなんですよね。
出世のスピードにもまだ影響?
飲みにケーションに参加できるかどうかが出世に直結する会社はもうほとんどないとは思いますが、それでもゼロとは言えないのが実情だとも思います。
上司でなくとも同僚・部下など周囲の人と良好な関係を築いておけば、それが仕事内容へ影響することもあるかもしれないし、結果としてそれが上長からの評価に繋がることも十分考えられるからです。
上司と言えど相手は人間だし、好感を持たれているに越したことはないって気もします
実際、私の周囲にも飲みにケーションの恩恵にあずかったでだろう人は居ました(キャバ嬢時代ではなく、昼間の職場で)。
職場の飲み会をいつも1次会で抜けてしまう下戸の私と違い、お酒の強かった彼(仮にAさん)は2次会3次会4次会…と深夜までお酒の席に付き合うことが可能で、結果同席していた会社役員や上長と距離を縮めることができていて、よく羨ましく思ったのを覚えています。
もちろん普段の仕事ぶりやコミュニケーションで距離を縮めることもできるとは思いますが、例えばプライベートや趣味の話など、通常であれば話題にものぼらないような会話ができるのも、お酒が入っているからこそ。
酒豪&コミュ強の2枚持ちは強い…笑
飲めるは得だが無理はダメ
とはいえ、飲めないのに無理はしないほうがいいです。
冒頭で上司のお酒は断りにくい、と書きましたがアレルギーや体質などでどうしても飲めないなら今後のためにもはっきりお断りしたほうが賢明だと思います。
倒れたりしたら大変だし、相手としてもその後気を遣わざるを得ないですもんね
現在の私の職場は酒豪揃いで、入社当時お酒が飲めるかどうか聞かれ、迷ったものの正直に答えました。 少なくとも3~4次会まで飲むのが慣例みたいですが、私はいつも1次会で帰らせてもらってます。
翌日も仕事なことが多いので、これは体調管理の一環!ということで!
今後もこのスタンスを変えるつもりはないので、おそらく2次会に私が参加する日は永遠に来ないと思います。 思いますが、最低限の礼儀として低姿勢で丁寧にお返事することも忘れずにいたいと思います。
まとめ
今日は飲みにケーションについて綴ってみました。
令和の時代もやっぱりお酒の力を借りたコミュニケーションは続きそうですが、パワハラ・アルハラという言葉も浸透してきているので、断ったからと言って気まずくなったりあからさまに敬遠される・・・なんてことはなさそう。
飲めなければ無理せずお断りしてOK、ただし「飲めません!」なんて冷たく突き放さないように言い方には気を付けたいと思います。 上司も人間、言い方ひとつで嫌な気持ちになったり落ち込むこともありますもんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 トーコでした♪